メンデルスゾーンのイタリアが無性に聞きたくなる時がある。

YouTubeにはゴタゴタ取り混ぜて10種類くらいの音源がある。しかしどういうわけかまともな音質の演奏はほぼ皆無である。カラヤンもヤンソンスもぺけだ。

唯一、セルとクリーブランドの演奏だけが素晴らしい音質である。内声部の風通しの良さはただ者ではない。

町田高校吹奏楽部の皆さんがアップしてくれたらしい。
しかしまことに残念なことに第一楽章と第4楽章のみである。

セルのこの演奏は、音質だけでなく、演奏そのものも群を抜いている。すべてが完璧だ。第4楽章の出だしなどまるでダイアモンドだ。こんなうまいオーケストラ、今後も出ないのではないか。(これをうまさというのかという異論も出そうだが…)

録音も67年ころからセルがなくなるまでの数年間については文句なし素晴らしい。おそらくCBS廉価盤だったエピックのマイナー技師に代わって、CBSの本家が本気で取り組んだのだろう。