何か戦争ニュースで見たことがあるが、飛行機の上からレーザーで人影を補足して、機体を固定した後、ボタンを押すと対象がボンと煙を上げて消えてなくなる。
それを見たら、「レーザー画像上に固定されたら、それはほとんど死と同じだ」と思う。だからレーザー照射はミサイル発射とほとんど同義語である。

果たして海上艦同士のレーダー照射が同じ意味を持つのか、即座にこちらからミサイルを発射しなければならないものなのか、そこが分からない。(その数日前にヘリが照射されたとの報道もあるが)
目下の所、いろんな報道を見てもレーダーとレーザーの違いが分からない。大した問題ではないのかもしれないが、ことが重大なだけに気にかかる。

もうひとつ分からないのは、事件発生から発表までの1週間、外交ルートを通じての通告なり警告が行われた形跡がないことである。

中国政府外務省が「知らんかった」と言明していることは、極めて重大である。


中国外務省が知らなかったと言っているのだから、日本政府は中国政府に知らせなかったことになる。少なくとも外務省ルートを通じての通告はなされなかったことになる。

なぜだろう。なぜ中国外務省に対応させなかったのだろう。「政府」という国家を代表する装置が極めてないがしろにされている感じがする。

中国外務省は知らなかったと言っているが、日本の外務省は知っていたのだろうか。これも気になるところだ。

もちろん事件そのものも怖いが、これを政治的に利用しようとする政治トップと「闇の力」の姿勢はさらに怖い。

もし中国外務省が知っていた「知らなかった」と答えたのなら、それはそれで重大な問題だ。政府が軍を突き放したことになる。