産業競争力会議の議論がすごい。
財界の要望を聞く会議だが、財界がいかに日本経済の行方に対して無責任かが浮き彫りにされている。史上最悪の会議だ。
彼らの描く明日の日本を列挙してみよう。

医療体制は根本的に見直します。医療機関に経営競争をさせ儲け主義へと転換させます。儲けの上がらない医療機関は淘汰を行います。
保険制度を見なおして、高額医療では自費部分を拡大し、公費負担部分を減らします。
法人税率をもっと下げ、企業の収める税金を減らします。それで財源が不足するなら消費税を上げます。
労働者の首切りを容易にして、会社都合でいつでも整理できるようにします。非正規などという言い方をやめて、すべて非正規にします。
貸金業の金利規制をやめ、サラ金をもう一度自由化します。
原発ゼロの方針を取り下げ、早期再稼働を実現させます。
TPPは予定通り推進して、この国の農業は基本的にやめます。アメリカから農産物を買い、その代わりに自動車を買ってもらいます。

彼らこそ究極の利己主義者だ。「自分だけが儲かり他の人は苦しめばいい」と心底思っている。自分の「国際競争力」さえ上がれば、日本の国力が落ちようとどうでもいいと思っている。