3日前に

応神・仁徳不在説/森博達の『日本書紀』音韻分類

というページを紹介したが、

日本史の怖いところは、一つ意見が出れば、かならず反論が出るということである。

この森博達理論についても、相当の論争になっているらしい。

聖徳太子研究の最前線

というページが、その場になっているようで、井上亘が批判論文を書き、それに森博達が反論している。売り言葉に買い言葉だろうが、相当激烈な表現で、読者をたじろがせるに十分である。

森博達という人は、もともとは古代史ではなく音韻学の専門家である。相当の自信家らしく、中公新書「日本書紀の謎を解く」の最後では

「日本書紀」成立の謎は、本書によって解明された。

と自賛している。普通の学者はこういう言い方はしない。古田武彦タイプの人物かと想像される(最も10年以上前の出版だが)

なおブログ主は森博達に近く、一方の井上のバックには大山誠一という大物がいるらしい。森は井上のことを、大山の放った刺客と見ているようだ。