本日のニュースは愕然とさせるものだった。

下り線では確認されなかったボルトの欠落が27カ所あり、昨年9月の目視中心の定期点検で見落とした可能性が出てきた。

会社は打音検査はやっていなかったと認めている。これだけでもマニュアルからの逸脱だ。しかし今回の調査結果で、目視検査すらも、まともにやっていなかったことになる。
ようするに怠け心がどんどんエスカレートしていたということだ。会社のトップはどんどん交代するから、過去のやり方はいつの間にか「伝説化」する。そうやって会社は腐っていく。

とりあえずの感想だが

古い設備の維持・補修がこれから大問題になっていくが、設備の補修より、モラルの補修がもとめられているのではないか。

「愛情」が必要だ。西欧では100年前の建物でも現役だ。愛情をこめて大事にしているからだ。ボルト問題での論争を読んでみて、論者の多くがトンネルに愛情を持っていることが分かった。この現場の感情を大事にすることだ。

結局、戦後日本は三代目、4代目が潰すことになるのだろうが、肝心なことは国民一人ひとりが各々の労働現場に即して、自分の頭で考えることだ。メディアの洗脳に騙されないことだ。テレビをつけっぱなし、流しっぱなしにしないことだ。