自民党の石破という人物がいる。戦争大好きオタクで、戦闘機や戦艦のプラモデルを一生懸命作ったりとかで有名らしい。
一部にはこのことを以って石破は好戦的で軍国主義者だとか言う向きもあるようだが、それは違う。
そういう趣味の世界と現実がごちゃ混ぜになって、人が死ぬことなどどうでも良くなっているとかいうのは、なおさら間違いだ。まともな大人ならそういうフィクションと現実の世界を取り違えることなどありえない。

私が育った時代は、一方では平和とか民主主義とか憲法とかが幅を利かせていたが、庶民のレベルでは軍国主義がモロに息づいていた。
軍隊帰りのおじさんたちが、子供を集めては手柄話をしていた。

静岡の連隊は中支が主戦場だったらしい。銃剣術の実演入りで、「切って切って切りまくった」話とか、「チャンコロねぇちゃん、やり放題」などというヒソヒソ話に聞きいったのである。だから「南京虐殺はなかった」なんて聞くとチャンチャラおかしいのである。

それらはすべて「討匪」ということで合理化されていた。敵は作り上げられるのである。

それが大嘘だというのが分かったのは、すこし大きくなってからである。犠牲者は匪賊でもなんでもない、普通の人々だった。彼らは殺された後、事後処理的に匪賊のレッテルを貼られたのである。

だから、戦争には二つの嘘があるのだ。一つは殺したのに殺してないという嘘、これは我々の世代には通用しない嘘だ。
もう一つは、殺された側にも殺される理由があったのだという嘘。これは学習して納得する以外にない。

本当は第二の嘘について研究して真相を明らかにしなければならないのだが、その前の話にもならない嘘が公然と撒き散らかされるのには困ったものだ。

石破さんあたり、そういう話を信じている可能性がある。それは後世の人が作ったデマですよ。