市田書記局長は、論争が非常にうまい人だ。
「小理屈」の鮮やかさは水際立っている。立命館の学生時代、トロとの論争でもまれるなかで身につけたものか。
ラジオ番組に出演し、「大企業・富裕層に負担を求めると海外に行ってしまうのでは」という質問に対し、

海外に逃げようがない庶民に増税をかぶせて、税金を払うのがいやで外国に逃げていくような愛国心のひとかけらもないような人を守るというのは論外ですよ。こんな理不尽な政治を許してはならない。

司会者は「共産党の市田さんから愛国心といわれてびっくり」と応えている。