もう一つ紹介の紹介。
「ルポ イチエフ-福島第一原発レベル7の現場」という布施祐仁さんの本を、丸山重威さんが紹介している。

「捨て場のない核廃棄物」とともに原発の「非倫理性」の筆頭にあげられているのが、正常に運転していても被曝で健康をむしばまれる人が必ず出る「原発労働」の問題だ。
…犠牲者を出さずには成り立たない原発という技術は、非倫理的だ。

「イチエフ」とは福島第一原発の意味だ。
…東電は7万~10万円の日当を出しているのに現場では1万円ちょっとの下請け構造だ。
…「線量パンクしたら使い捨て」という汚染水処理の作業員の言葉。
…多くの人が語り、随所に見られる「使い捨て」という言葉が印象的だ。

廃棄物問題と同列に置くのは、さすがに同意しがたいが、深刻な問題だということは間違いない。

それにしても20年以上も前に読んだ「原発ジプシー」と同じ構造がそのまま温存されているんですね。