日曜の赤旗は読書欄だ。
きっと買わないし読まないだろう本の紹介だけを読んでいる。

平川由美さんの「食欲の秋-文は食なり」が面白かった。嵐山光三郎「文人悪食」の紹介である。

森鴎外の好物は饅頭茶漬けで、ご飯の上にアンコ入りの饅頭を割ってのせ、煎茶をかけて食べたとか。
ばい菌恐怖症だった泉鏡花は大根おろしを煮て食べ、芥川龍之介は「羊羹の文字は毛が生えているようだ」と字面から羊羹を嫌い…
極貧のなかで生きてきた林芙美子は、蒲焼とお汁粉を食べたその夜に47歳で亡くなります。