「ボリビア日系協会連合会」のサイトに上記の案内が掲載されている。
http://www.fenaboja.com/bo_che_guevara/vallegrande.html
に直接あたっていただければよいのだが、少し、年表との関連で紹介しておきたいと思います。
バジェグランデ(Vallegrande)の町は、サンタクルスの南西300kmに位置しています。途中、サマイパタを抜け、車で約6時間。海抜2,000mです。
と簡単に書いていますが、地図で探すと、コチャバンバとサンタクルスを結ぶ国道4号線上にSamaipataという町があります。そこから、南に伸びる支道に入り南下するとバジェグランデに到着します。イゲラ村はそこからさらに南東方向にあります。地図で見るとコチャバンバ県、スクレ県、サンタクルス県の交点に近いところです。
と書きましたが、サマイパタからバジェグランデに抜ける道は、地図の上からは存在しない。二山ほど越えたパロという町から南に国道22号線があってその先にバジェグランデがある。
山道の300キロを6時間というのはかなりきついでしょう。時速80キロ以上の高速で休憩なしで行かないと無理だと思います。私もサンタクルスから日系コロニーまでバスで往復しましたが、たしかに100キロ近く出していました。
別のブログの管理人は、サマイパタに前泊して翌日の昼の12時にバスに乗り、バジェグランデに4時に着いたとありますから、100キロちょっとでしょうか。どうも地図を見ていてもこの時間感覚がイマイチ分かりません。
閑話休題
バジェグランデについたゲバラの遺体が置かれたのは、「マルタの騎士病院」ということになっていたので、私は剖検室かと思っていました。剖検台というのはだいたいあんな形です。
しかしそこは剖検室ではなく、屋外の洗濯台でした。
…と書いたが訂正します。洗濯台といっても死体の洗濯台で、そこからちょっと先に剖検室があるそうです。
チェ・ゲバラの遺体が置かれ、バジェグランデの市民にも公開されました。
ということです。
"1967年10月9日、10日
世界の人々に知らせる為、村の軍隊と記者によって、チェ・ゲバラの遺体が展示されていた。"
とかっこつきで書かれているのは、おそらく説明板の文句を写したのでしょう。良く分からない説明ですが。Viva Tarija さんのブログによると、実際に村人に公開されて、筆者の知人で実際に見た経験を持つ人もいるそうです。
バジェグランデは小さな町で、中央広場を中心に同心円状に広がっています。病院は中央広場に近く2丁ほど西に行った所です。これに対し、遺体が埋葬された軍用飛行場は、街の南のはずれにあります。
埋葬場所は二ヶ所あって、一つがゲバラとともに戦死あるいは処刑された6人の遺体、そこから少しはなれた場所に、8月31日戦死組12人が集団埋葬されていました。あの女性兵士タニアもここに眠っていたそうです。
イゲーラ村について
イゲーラ村については「ボリビア日系協会連合会」のサイトでも良く分かりませんでした。
Fudaraku Voiceさんという地図マニアの方が検索してくれています。
このサイトの中の ゲバラ終焉の地を見る というページに、イゲラ村の「ここだろう」という地図が載っています。
これを見るとイゲラ村は山稜の上にあり、そこから西に下っていくと、リオグランデ川の流れるチューロ渓谷(La Quebrada del Churo)という位置関係にあることが分かります。
ゆめぽろさんによると、イゲラから歩いて30分ほどでゲバラが捕えられたスポットまでいけるそうです。SlowFlowさんによると、バジェグランデから来てイゲラに入るちょっと手前から谷に降りるのだそうで、なかなかきつい道のりのようです。そこから少し上ったところにゲバラたちの隠れ家があったそうです。
ネットサーフィンしていたら
http://www.fenaboja.com/bo_che_guevara/vallegrande.html
に直接あたっていただければよいのだが、少し、年表との関連で紹介しておきたいと思います。
バジェグランデ(Vallegrande)の町は、サンタクルスの南西300kmに位置しています。途中、サマイパタを抜け、車で約6時間。海抜2,000mです。
と簡単に書いていますが、地図で探すと、コチャバンバとサンタクルスを結ぶ国道4号線上にSamaipataという町があります。そこから、南に伸びる支道に入り南下するとバジェグランデに到着します。イゲラ村はそこからさらに南東方向にあります。地図で見るとコチャバンバ県、スクレ県、サンタクルス県の交点に近いところです。
と書きましたが、サマイパタからバジェグランデに抜ける道は、地図の上からは存在しない。二山ほど越えたパロという町から南に国道22号線があってその先にバジェグランデがある。
山道の300キロを6時間というのはかなりきついでしょう。時速80キロ以上の高速で休憩なしで行かないと無理だと思います。私もサンタクルスから日系コロニーまでバスで往復しましたが、たしかに100キロ近く出していました。
別のブログの管理人は、サマイパタに前泊して翌日の昼の12時にバスに乗り、バジェグランデに4時に着いたとありますから、100キロちょっとでしょうか。どうも地図を見ていてもこの時間感覚がイマイチ分かりません。
閑話休題
バジェグランデについたゲバラの遺体が置かれたのは、「マルタの騎士病院」ということになっていたので、私は剖検室かと思っていました。剖検台というのはだいたいあんな形です。
しかしそこは剖検室ではなく、屋外の洗濯台でした。
…と書いたが訂正します。洗濯台といっても死体の洗濯台で、そこからちょっと先に剖検室があるそうです。
チェ・ゲバラの遺体が置かれ、バジェグランデの市民にも公開されました。
ということです。
"1967年10月9日、10日
世界の人々に知らせる為、村の軍隊と記者によって、チェ・ゲバラの遺体が展示されていた。"
とかっこつきで書かれているのは、おそらく説明板の文句を写したのでしょう。良く分からない説明ですが。Viva Tarija さんのブログによると、実際に村人に公開されて、筆者の知人で実際に見た経験を持つ人もいるそうです。
バジェグランデは小さな町で、中央広場を中心に同心円状に広がっています。病院は中央広場に近く2丁ほど西に行った所です。これに対し、遺体が埋葬された軍用飛行場は、街の南のはずれにあります。
埋葬場所は二ヶ所あって、一つがゲバラとともに戦死あるいは処刑された6人の遺体、そこから少しはなれた場所に、8月31日戦死組12人が集団埋葬されていました。あの女性兵士タニアもここに眠っていたそうです。
イゲーラ村について
イゲーラ村については「ボリビア日系協会連合会」のサイトでも良く分かりませんでした。
Fudaraku Voiceさんという地図マニアの方が検索してくれています。
このサイトの中の ゲバラ終焉の地を見る というページに、イゲラ村の「ここだろう」という地図が載っています。
これを見るとイゲラ村は山稜の上にあり、そこから西に下っていくと、リオグランデ川の流れるチューロ渓谷(La Quebrada del Churo)という位置関係にあることが分かります。
ゆめぽろさんによると、イゲラから歩いて30分ほどでゲバラが捕えられたスポットまでいけるそうです。SlowFlowさんによると、バジェグランデから来てイゲラに入るちょっと手前から谷に降りるのだそうで、なかなかきつい道のりのようです。そこから少し上ったところにゲバラたちの隠れ家があったそうです。
ネットサーフィンしていたら
日系旅行会社 ヘネシ
ボリビア サンタクルスにある日系旅行会社です。
というサイトにぶつかって、ここではなんとバジェグランデ2泊三日のツァーを募集している。サンタクルス発でお一人様5万円というからバックパッカーの相場から見ればとんでもなく高いし、日本国内で旅行する感覚ならありがちな値段かも、と思う。
コメント
コメント一覧 (2)
http://www.ne.jp/asahi/cyberpunk/freedom/article/guevara.htm#tsuiki121012
鈴木さんの当記事の冒頭、連合会へのリンクですが、http を hhttp とミスタッチしているので機能しません。次行の記述は正しいのですが、どちらかといえばこっちをリンクしておけば読者は楽でしょうにと思います。
サンタクルスから南西300kmという連合会の記載は距離としか読めないので出鱈目という他ないですが、道のりとしても多すぎる気がします。ラフな地図でよろしいですが、開けば州都サンタクルスから首都スクレまでの距離が250kmというところです。
時間間隔が判らないとおっしゃる理由はこの問題かも。
"Hasta Siempre" というチェに捧げる歌を探すと、村民がハンカチを鼻に当てながら彼の遺体を覘く動画を見ることができます。何といったら判りませんが。
それから、フレディ・マエムラについても同じサイトに記事を起こしています。お時間があれば。
また遊びに来ます!!