経済同友会代表幹事の長谷川閑史さん、武田製薬の社長さんでもあります。
医薬品を作るときにこんな論理が通用するでしょうか。
「懸念している。原発をゼロにするのであれば企業は事業会計の見直しをしなくてはならない。政府は無責任と言わざるを得ない」
つまり、安全とそろばんを秤にかけて、そろばんを優先せよと迫っているのです。
医薬品を作るときも、そういう考えでやっているのでしょうか?

私たちタケダグループは、「いのち」に携わるものとして、「優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献する」という使命を日本はもとよりグローバルで実現していきます。(タケダ薬品ホームページ 社長挨拶より)

5代目は“儲けよりも病人に効く薬”を第一義の経営理念としたそうです。

長谷川さんは営業現場畑の人のようです。グローバルな研究開発企業へのパラダイム・シフトを展開したいようなので、医療面での発想はどうしても希薄になり勝ちのようです。

こういう会社、いざというとき危険だという感じがしてなりません。