ニュースで
習近平(シーチンピン)国家副主席(59)の動静が過去約2週間、一切伝えられていない
と流している。
発表では肝臓に小さな腫瘍が見つかったため手術入院、ということになっているようだ。
しかし影響力の喪失はそれ以前からはっきりしている。内外政治にたいする重要発言は、この半年間は語られていない。
逆に湖錦湯路線がふたたび大手を振っている。南沙でも尖閣でも2年前の冒険主義が完全復活した。
薄熙来をめぐる騒ぎが、きっかけとなっていることは間違いなさそうだ。あれ以来、何もかも変わってしまった。
新人事をめぐっても湖錦湯が主導権を握っているという。(日経)
習近平追い落としにスキャンダルが利用されたのは間違いないが、実は同じ手口の公安警察がらみの「汚職摘発作戦」が2回あり、それは薄熙来追放作戦の予行演習だった可能性もある。
結局、党指導部と政府機構との矛盾があり、いったんは党のほうが指導権を握ったものの、政府機構側が権力と謀略を使って転覆させたということなのだろうか。
なおマスコミでは湖錦湯を改革派、習近平を守旧派と色分けしているが、こと外交上は湖錦湯のほうが右派である。しかも鄧小平譲りのプラグマチズムで倫理性は希薄である。いうなれば「中国商社」の発想でやっている。