やっと吉井質問の続報が赤旗に載った。
今度の記事で分かったこと。
9倍の価格格差があることはこれまでに分かっている。
問題は、アメリカに2ドルで売って採算があっているとすれば、残りの16ドルはどこへ行ったのかということだ。理屈で考えるとセルト社に入るはずだ。それでは実際に入っているのか、その金がどう流れているのかというのが問題だ。
もし東電に流れていたとすると、これはほとんど犯罪行為になる。なぜなら東電はその金を電気料金に転嫁しているからだ。さらに言うと、震災後の日本の貿易赤字の最大の原因になっているからだ。

会社関係の構図をもう一度見ておこう。
①まず東電は100%出資の子会社TEPCOを立ち上げた。これは持ち株会社で、いわばトンネル会社である。
②TEPCOは三菱商事と折半でセルト社を設立した。この会社はオマーン産LNGの輸入・販売権を持つ。
③セルト社は現地企業「カルハットLNG」社から購入したLNGを東電(日本)かアメリカ(三菱)に販売することを事業内容とする。
ということで、実体としては三菱商事の関与はあまりなく、ほとんど東電の自作自演と考えられる。

それ以外には、さほど目新しい事実や具体的な数字は見られない。ちょっと攻めあぐねているようだ。
TEPCO、セルト社の決算報告や財務諸表が入手できれば、どこに資金が積みあがっているのかは分かると思うが。