白菜の浅漬けにO-157が付いていて、それを食べた人がたくさん感染症を起こしています。原因は次亜塩素酸による消毒が不十分だったためとされています。
皆様にはご心配おかけいたしましたが、幸いなことに私の勤務する老健「はるにれ」は大丈夫でした。江別市の老人施設というのは私のところではございません。
しかし明日はわが身であることには変わりありません。町内の店でもここの工場の製品を売っていました。売っていた割には、そっけない対応で「もし体調に異常を感じたらご連絡ください」程度のものでした。あまり加害者意識は感じていないようです。
今回のO-157騒ぎ、割と犯人探しが早かったのは不幸中の幸いでした。この工場は以前から目をつけられていたようで、こうなってしまっては一巻の終わりでしょう。しかし漬物を作っているほかの工場も巻き添えを食うことはまちがいありません。迷惑な話です。

ただこの話で変なのは、どこでどうやってO-157が混入したかが一向にはっきりしないことです。O157は率直にいってそんじょそこらにいる菌ではありません。感染症自体はともかく、菌がいたということが衝撃なのです。まず白菜を納入した農家を追及しなくてはなりません。
前にも書きましたが、堺のO-157は貝割れ大根(アルファルファ)でした。この場合、生産者には落ち度はなく、輸入した種子が感染していたことが原因でした。白菜の場合は、輸入種子の可能性は低いと思います。

しからばどこで白菜にO-157が付着したか。これが大問題です。いずれにしても工場の操業停止はもちろんですが、白菜を出荷した農家を突き止めて、出荷を停止させなければなりません。さらにその白菜の種子を販売した会社を突き止めなければならないでしょう。

2011年11月1日の記事「カイワレ大根とO157に関して」をご参照ください。

昨日・今日あたりのニュースを聞いていると、どうもそういう方向に動いているようには見えないのですが。
いずれにしても、漬物会社さんには悪いのですが、会社のいかんを問わず、浅漬けは食べないほうが無難のようです。

読売新聞記事2012年8月20日より

O157は動物や人間の腸、土壌、地下水などに生息する。食品の製造工程で菌が混入するルートは、〈1〉感染者の手指や、靴底についた土〈2〉地下水など汚染された水〈3〉野菜等の原材料、などが考えられている。

 市は当初、感染者を介した漬物の汚染を疑った。作業員2人の便から、O157が検出されたためだ。しかし、作業員はマスクや手袋をつけて作業しており、市は14日の記者会見で「2人は製品の包装を担当し、味見役だった」と公表、感染源ではなく浅漬けから感染したとの見方を示した。

…ということで調査は難航しているようです。