本日の赤旗お悔やみ欄

ここは毎日見ている。本当にえらい人が載っている。
福原さんは17日に亡くなったようだ。
53年入党。元党支部長。具象美術会運営委員長。

これだけだ。いずれ文化面に追悼記事が載るかもしれない。
以下は美術年鑑の記事だ。

大正14年;北海道に生まれる。
京絵修・日本美術会員・在外14年(渡欧米ソ)・賞3

じつは90年頃まで福原さんは小樽にいたのである。党支部長というのは小樽時代のことなのだろうか。

実は、96年に福原さんの絵を買った。小樽診療所勤務時代、救援美術展に連れ出された。見ていると、後ろから市会議員や国民救援会の責任者が寄ってくる。
絵を買うなどという“ブルジョア趣味”は持ち合わせていない私だったが、手ぶらでは帰れなくなってしまった。
福原さんの絵が三点ほどあって、いずれも「裸婦」で、悩んだが、結局一枚を買ってしまった。この絵が異常に迫力あったのである。
そのまま行きつけのバーに持っていって飾ってもらうことにした。それから4年ほど、週に一度はこの絵と御対面していたが、ある日マスターが言いにくそうに「この絵に文句言う人がいましてねぇ…」と切り出した。たしかに気にはなるだろう、それだけの迫力がある。
さすがに家では飾れない。どうしようかと思案していたら、単身赴任の話が舞い込んだ。今度は釧路。アパートの玄関に掲げて、4年間、毎日眺めていた。
という訳で、元は取らせてもらった。現在は押入のなかで眠っている。
福原さんからは一度はがきをいただいたが、とうとう一度もお目にかかることはなかった。


桜井昌司『獄外記』というブログがある。布川事件の桜井さんのブログである。
http://blog.goo.ne.jp/syouji0124/e/10bf68167e9f5efe347204a0e69dd11e
桜井さんについては以前も書いた。(7月3日 桜井昌司さんの重い言葉) 一言で言って、立派な人である。
そのブログで、福原さんが桜井さんをモデルにした作品が紹介されている。
その写真を転載しておく。