世の中、空前の金余り時代というのに、多くの人々は金欠に苦しんでいる。
米連銀にはQE2に続く金融緩和の圧力が強まっている。
ボルカーが言うように、現代における最大の問題は過剰流動性の問題である。
それは投機資本というイナゴの大群となって、世界中を食い荒らしている。
そしてその最大の被害者が民衆であり、国家である。

当面の危機を回避するために、さらなる金融緩和を行わなければならないことには異論はない。
しかし根本的な解決策がなければ、それは症状の悪化をもたらし、国家を破産に追い込むことになる。

ことは財政ではない。経済の仕組みそのものである。


時々、貧血のお母さんを見受ける。聞くと1歳を超えた子供にまだ授乳しているという。私はただちに断乳するようすすめている。
小児科の医者は母乳で育てることには意欲満々だが、離乳の問題には興味がないようだ。だいたい小児科の医者は小児的だ。
「母親は私の担当ではありません」ということなのか。

国家に対して金融資本はあまりに大きくなりすぎている。消費税で歳入を補うということは、身を切って母乳に代えるということだ。こんなことをしていたら母体が危うい。「子供本位」の思想を煽り立てるのも、ほどほどにしてほしい。