「党創立90周年に寄せて」という有名人祝辞集の中で、映画監督の降旗康男さんが良い発言を行っている。

日本共産党には実績があります。…自治体で築いてきた豊かな実績を知らせることが大事だと思います。
その道を共産党が国の段階でも実現していくということを分かってもらうのです。

降旗さんは党員首長のことを言っているのだが、私は私たちの時代に実現した革新統一と革新自治体の経験を押し出す必要があると思う。

70年代革新自治体の、たとえば「十大実績」みたいな形で押し出し、これと今の政治を、とくに経済効果の面から対比するのは、争点を鮮明にするのに役に立つだろう。

公害廃絶、老人医療無料化、義務教育無償化…
これらの運動が、結果として日本の高度成長を支え、「一億総中流時代」の幕開けとなった。

これらはいま、すべて経団連の目の敵とされ、攻撃の対象となっている。その結果が格差の拡大と貧困・失業の増大、長期の「円高不況」を呼んでいる。

これだけでも結論は明らかだ。
「三町目の夕陽」の時代を懐かしむのではなく、経団連の手から、それを取り戻すのだ。