題名には少し偽りがある。なにせ本日の赤旗は情報てんこ盛りだ。
赤旗で作ってくれた要約を読んで済ませることにする。一面から社会面まで事故調関連の記事が満載で、そこからも適宜拾ってみる。要するにダイジェストのダイジェストだ。

全体としての構成は以下のようになっている。

A 序論 「認識の共有化」
B 事故の原因の分析
 1.事故の根源的原因
 2.事故の直接的原因
C 事故重大化の個別的要因
 1.運転上の問題の評価
 2.緊急時対応の問題
 3.被害拡大の要因
D 被害規模の評価 「住民の被害状況」
E 責任の所在 「問題解決に向けて」
 1.「人災」としての認識
 2.事業者 東電
 3.規制当局
 4.法規制
F 七つの提言と国会への「期待」

全体として、怒りの感情に満ちた激しい告発文となっている。読んでいて思わず襟を正される感がある。

これには調査作業の進行中に、原発再稼動に踏み切った政府への、「泥を塗られた」思いが反映しているかもしれない。

以下、上記の目次に沿って、具体的な内容に踏み込みたい。