緒方さんの「生態保全」報告が良さそうだ。というのは、詳細が分からないからだ。

経過はこうだ。中国で第2回生態保全全国際会議というのが開催された。日本共産党から緒方靖夫副委員長が出席した。緒方さんは三人の基調報告者の一人として発言した。その内容の一部が記事になって紹介されている。

緒方氏はまず、環境・開発・平和は一体であることを強調した。(これは92年のリオ宣言の趣旨である)
その上で、
①環境: 人間の生存基盤である環境と資源の保全
②開発: 人間が生きる上での公正な社会の必要性
③平和: 戦争・紛争・核兵器など安全保障にかかわる問題
と差し迫る課題との関連で読み込んだ。これらの課題で総合的に前進しない限り、「生態保全」は実現し得ないという提起である。
このことを前提とした上で、地球温暖化防止を「猶予できない」緊急課題として取り上げる。
この議論は先日リオで開かれたサミットの議論を念頭に置きながら展開されている。
すなわち「共通だが差異ある責任」の原則の捉え方である。
緒方さんは「共通だが差異ある責任」というのは、つまるところ「先進国の二重の責任」ということに帰するとする。
それは
①温室効果ガス削減の義務を率先実行すること
②「同じ道でない発展」を可能とするにふさわしい途上国援助を行うこと
ということだ。とくに、②の「同じ道でない発展」が「環境」と「開発」をつなげるキーワードだろう。
ほかに途上国の努力の問題、原発の「異質の危険」などにも触れられているが、これはとくに目新しいものはなさそうだ。

おそらく、同じような提起がサミットやそれに結集したNGOのなかでも議論されているのだろうが、不勉強のため知らなかった。

「同じ道でない発展」というのは、従来のロストウ型発展モデルの否定なのだろうか?
おそらく、開発そのものより開発援助モデルの変更なのだろうが、開発援助の中身を替えれば、発展のしかたが変化するのだろうか?
そもそも開発援助というのは何なのだろう。少し勉強しなければならない。

後日報で良いので、もう少し詳しい内容が分かるとよいが…