同じ「国民運動」面の大門議員の参院での委員会質問。

金融庁と経産省、農水省が金融商品と商品先物を一括して扱う「総合取引所」を整備するための議論を行っている。
このなかで、年金資産の商品先物への運用を促進することを検討していると指摘しました。

要約記事なので、委細不明だが、

①この議論の中で経産省の分科会が年金の資産をリスクの高い商品先物での運用に振り向けるべきだとしている。

②その背景には、東京工業商品取引所が「先物商品市場活用の普及」を求めていることがある。

まことにもって、とんでもない話だ。日本の官僚機構そのものが、発想としてはUIJ化していることになる。
人さまのお金に対する感覚が麻痺していること、それが背任罪になりかねないということに対する感覚が麻痺していることに慄然とする。

「国家は泥棒だ」と国民が感じ始めたとき、どんな状況が生まれてくるのだろうか。