赤旗で九州発電の事業計画が紹介されている。
九州発電といっても鹿児島県のローカル会社。
ここが県内の河川と農業用水路を利用して発電事業を行うそうだ。
①すべて水力発電で、合計40ヶ所の発電所を建設。
②合計の最大出力は2万4千KW。
③すべての電力は九州電力に売電。年間20数億円の収入を見込む。
④事業費は240億円程度。当面3年間を第一期とし120億を投じる。

皮算用では10年で元が取れることになる。小規模発電のよいところは、土砂流入による経年劣化が少ないことで、廃棄費用も想定せず永久的に使用可能だ。

問題はその規模で、24メガでは電力需要の一定部分をまかなうというところまではならない。

小川 誉久さんによれば、福島第一原発の6機全体の合計出力は4.7ギガワット、年間発電量は33テラとされる。

また、地元の熱意に支えられる側面が強いから、限界集落のようなところでは後継者が心配だ。

先日テレビで十勝の地元農協が運営する水力発電所が報道されていた。戦後開拓に入った農民が、「村にも電気を」、と金を出し合って建設したものだという。60年を経ていまだに顕在なのに驚いたが、それを支える農家の人々がかなり過酷な犠牲を払っていることが強く印象に残った。

とにかくこういう動きが出てきたことに注目したい。採算が取れるというのが何よりの朗報だ。こういうニュースを報道した赤旗にも敬意を払いたい。