ゴールデンウィークはテレビで日本ハムの観戦。ソフトバンクに三連敗したあと、バファローズには辛うじて勝ち越した。
三すくみ状態で、日ハムはソフトバンクに勝てない、ソフトバンクはロッテに勝てない、ロッテは日ハムに勝てないというグーチョキパー関係だ。

日ハムは出来すぎだと思う。とくに吉川、八木などというのはそんなに持つはずがない。打撃陣も稲葉を除けば荒っぽい。大勝したかと思えば翌日には貧打にあえぐ。チーム打率などは当てにならない。
今のところ栗山監督の采配があたっているが、こういうやり方は逆回転し始めると一気に奈落の底に沈む。昨シーズン後半の絶不調が頭に残っているだけに、交流戦まで息切れしないことを願うのみである。

日本ハムは基本的に守備のチームだ。ダントツ一位のチーム防御率はこの守備力がものをいっている。投手陣、打撃と違って守備は裏切らない。投手は守備陣を信じて投げ、守備が投手を支える、ここが広い球場ではだいじだ。その点で、田中の守備が気がかりだ。

数字以上に悪い。二遊間を簡単に抜かれる、併殺が取れない、一塁への投球が安定しない。今シーズンは名手金子がフル出場しており、稲葉の守備もうまいから持っているが、とてもゴールデングラブ賞の選手とは思えない。
最初は神経疾患が発症したのかと思った。だんだんよくなっている印象はある。だとすれば、練習不足だったのだろう。昨シーズンは守備機会がなかったし、今シーズン前に女子アナの嫁さんもらったし、いろいろあったが、日本のプロ球界を代表する選手としては言い訳は利かない。

Wikipediaを見たら、田中は元々打撃が売りで、守備のいい選手ではなかったようだ。しかし辻をはじめ名セカンドといわれた選手の多くは、みんな最初からうまかったわけではない。どちらかといえば三塁や遊撃手からコンバートされた人が、努力と経験の蓄積で名二塁手とうたわれるようになったみたいだ。
「打てばいいんだろう」という態度は感心しないし、日ハムのチームカラーとも反する。考え直して、出直してもらいたい。

ついでに小谷野だが、昨シーズン終盤の不調が続いている。走りこみが足りないから、下半身が安定しない。いい時のイメージだけが残って、実際には腰の回転が悪いから振り遅れる。上半身がぶれるから球が見えない。いいときは左中間の打球がぐんと伸びてフェンス近くまで飛んだが、今は詰まって平凡な外野フライだ。守備範囲も球一つ分狭くなったし、とってから投げるまでの時間が長い。すべて下半身の筋力低下が原因だ。
昨シーズンは「怪我で」という言い訳が利いたが、今シーズンはもうだめだ。
この給料でこの働きでは、来シーズンはないと思え。

日本ハムを代表するのは、代表すべきなのは田中、小谷野、金子の三人だ。これに鶴岡を加えて4人が足並みをそろえれば、日本ハムは天下無敵だ。