ノンクラの車に乗り換えて半年過ぎた。
ノンクラの燃費は悪くないというが、たしかに悪い。
これまでのカペラ00年型は同じ1800ccのFFだが、リッター15は軽く走った。夏場で1、2回ドライブすると18くらいになった。いまのウィッシュは8キロそこそこだ。つまり半分だ。

どこが違うか
回転数が違う。カペラで2千回転を越すことは普通走行ではありえなかった。オーバートップのギア比があまり高くなかったから、高速で125キロ出すと2500くらいまで上がる。時速80キロまでなら1900回転でおんの字だった。
いまの車は、街中の発進でも平気で3千回転を越す。一度嫁さんの小じゃれたオートマに乗ったときは、3900まで行った。
アイドリング中、カペラは100回転以下だった。いまは1100回転だ。カペラの60キロ定速走行時より高回転である。

何人かに聞いてみて分かったのは、みんなそれくらいが当たり前と考えているということだ。
市内走行はリッター10キロが相場、外車に乗っている人は5キロを切るそうだ。シヴォレーのジープに乗っている人は月のガソリン代が3万円になるという。

ノンクラというのは一種の人工知能だから、平均的ドライバーの運転態度にあわせて細かく規定されている。一般ドライバーがリッター8キロの感覚で運転しているのなら、人工知能がそういうセッティングをするのはやむをえないのかもしれない。
しかしそれならどうしてマニュアル車を残してくれないのだろう。事故を起こすのはノンクラの車ばかりだ。マニュアルは本質的にフェイルセーフだ。自己責任だ。
ノンクラがいかに安全装置を充実させようと、機械に任せろという横柄な態度は原発の安全神話の押し付けと同じではないか。
機械屋からいえば「想定外」かもしれないがマニュアル派からいえばそもそも機械に任せるという発想が「想定外」だ。