環境庁のホームページで見ると、
①全体の約4分の3について仮置場への搬入が完了した。 一次処理
②廃棄物処理施設での処理は7%にとどまる。 二次処理
③今後27基にのぼる仮設焼却炉が稼動する予定。
一日も早い復興に向け、岩手県では約57万トン、宮城県では約344万トンの広域処理が必要。
となっている。

つまり焼却炉が律速段階となっているということだ。
しかし27基の建設予定のうち実際に稼動開始したのは5基に留まる。ホームページの写真で見る限り、この設備は年余を要するような規模でもないし、それほど高額のものとも思えない。その気になれば1ヶ月で残り20数基を立ち上げるのは容易いのではないか。

復興に向けて急を要するのは瓦礫を撤去して仮置き場に集約する第一次処理で、その進捗状況が事態の緊急度を規定する。
復 興庁のホームページによると、仮置き場への搬入率は岩手で88%、宮城で74%となっている。この数字は釜石、石巻、松島の三市の遅れによるもので、これ を除けばほぼ完了しているといっていい。後はこの三市について周辺町村との交渉で仮置き場を確保すれば話はそれで終わりだ。

そのあとは、1,2年以内をメドとして両県合わせ400万トンの瓦礫を、仮焼却炉の処理能力で割れば何基の焼却炉が必要かは出てくる。話はそれほど難しくはない。その数字が出てから、感情論にならない話し合いをやればいい。そもそもそんなにもめる話ではないはずだ。

仮設焼却炉の処理能力は1日当たり100~150トンのようだ。年間にすると4万トンという計算になる。100基あれば1年で終わることになる。27基だと4年はたっぷりかかることになる。
1基あたりの金額は、これから調べてみる。