本日の赤旗に保安院の内実をさらけ出した生々しい記事があったので、全文紹介する。

外部の専門家と安全委員会の5人の委員で構成する原子力安全委員会検討会の議論は2月下旬から始まり、13日までに5回行われました。
経産省原子力安全・保安院は、大飯原発3,4号機のストレステスト一次評価結果を「妥当」としたにもかかわらず、原子力安全委員会検討会での確認作業では、委員の質問にまともに答えられない場面が目立ちました。
13日の検討会では、委員から、「蒸気発生器の空炊き後、燃料損傷に至るまで、どれだけ余裕があるのか」と質問が出ました。これに対し保安院は「計算していません。それは二次評価でやります」と応え、ほかの質問にも「それは二次評価で」と繰り返しました。
原子力安全委員会の班目春樹委員長は、「これ以上質問しても“二次評価で”となる」と述べる始末。
保安院の無責任ぶりが明らかになりました。

これが班目答弁の背景です。
恥ずかしながら、もう保安院は環境庁に移ったと思っていたのですが、まだやってなかったんですね。このやり取りからは上層部の強い圧力を感じます。
それと同時に、保安院という組織は実事求是の志向も、そのための技術力も持っていないということがあからさまになった感じがします。もはや移管ではなく、解体と新組織立ち上げを考えるべきでしょう。