たぶん全国報道はされないと思うので紹介しておく。
定例市議会で共産党が代表質問。
「姉妹孤立死」問題について当局の考えをただした。

副市長の答弁。
①「申請の意思は示されなかった」から当局に落ち度はない
②「ただちに生存が危うくなる状況ではなかった」との判断は妥当だ
③(申請を受けられなかった人への追跡調査について)「必要ない」

上田市長は「制度の狭間で救いがたい事例だった」と答えた。

どうも変だ。トップと現場感覚にずれがあるようだ。おそらく、姉は突然死と思われ、死亡前に危険を予測することは難しかったと思う。
したがって、“生保申請をさせなかったことと死亡との間の因果関係はない”と考えるのももっともである。

ただ今問われているのはそういう類の責任ではない。現場のスタッフに落ち度はなかった。しかし姉妹を孤立死させてしまった。“じゃぁどうしたら良かったのだろう、どうすれば良いのだろう”、というのは現場の痛切な声ではないだろうか。

この手の事件が二度と起きないように手立てするのは、ほかならぬ当局の責任であり、その責任を問うているのだ。現場もまさにそういう指示を待っているのではないか。

この答弁だと、再発が防止できる保証はまったくないということになる。つまり「制度の狭間」を埋めるべき行政責任の放棄である。

なくなった姉妹は泣き寝入りになるし、現場は激しい非難に晒されるのに、市のトップは、「判断は妥当だった」の一言で頬被りというのは、あまりにも情けない。