最近、モーツァルトばかり聞いているみたいだ。といってハマっているわけではない。もっぱらYouTubeから落とした音源を、“ながら聞き”しているだけだ。
それでびっくりしたのだが、バイオリンソナタのホ短調 K.304 という曲がある。その第2楽章の冒頭のメロディーが、どうやってもタルティーニにしか聞こえないのだ。
1年ほど前、タルティーニにはまって聴き込んだことがあるから、なんというか“タルティーニ節”といのは体が憶えている。
モーツァルトというのは、なんというか、もう少し鋭角的な所がある。楽譜を書いている自分を、もう一人の自分が見ているような所がある筈だが、この曲では溺れている。
これまであまりモーツァルトのバイオリンソナタというのは聞いたことがなくて、じつはこの曲も初耳なのだが、ケッヘル300代前半のモーツァルトはどういう生活をしていたのだろうか。
ピアノソナタもK310のソナタは200番代とは断絶している。しかも後期とも断絶している。
YouTubeでは、グリュミオーとギル・シャハムとスターンが聞ける。音質だけからいえばギル・シャハムが良い。ただし強音が少し音割れしている。スターンは割と最近の録音のようだがその分衰えを感じる。ただしこの録音はピアノ伴奏が素晴らしい。ブロンフマンという人のようだ。この人のピアノソナタを聴いてみたい。少しYouTube あたってみるか。