国際安全保障会議がミュンヘンで開かれた。
出席者の顔ぶれから見て、かなりの重みを持った会議だ。とくにアメリカからはクリントン国務長官とパネッタ国防長官がそろって出席。ロシアの外相、イタリア首相などがお付き合いしている。
議長の冒頭発言は、「かつてなく非軍事的問題が安全保障にとって重要になっている」と指摘した。
赤旗は、会議でのゼーリック世銀総裁の発言を詳しく紹介している。
ドイルは財政規律の強化を各国に押し付けたが、欧州基金の積み増しやユーロ共同債の発行には抵抗している。これは二重基準だ。
事態がこのまま進めば、「ドイツは怒りの対象となりかねない」とし、「財政規律と構造改革は成長がなければ困難」と指摘した。
ゼーリックはある意味で米財務省のスピーカーだから、アメリカは三役そろい踏みで、しかも安全保障と絡めてドイツに解決を迫ったことになる。
しかもドイツのお膝元であるミュンヘンでの会議だというから、ちょっと物騒な雰囲気になってきた。