赤旗によると、11年度の海外企業買収額が6兆円を越えたそうだ。
とくに目立つのがアジア企業の買収で、これまでの最高に達している。
年間6兆円の金が海外に流出していくことになる。利益は確かに日本に還元するが、国民に還元されるわけではなく、大企業の懐を潤すだけだ。
消費税4%分の国民の金が収奪され、その分企業の法人税が免除され、企業はその金を海外に持ち出し、巡り巡って自分のものにする、こういう図式がすでに出来上がっている。
こんなやり方がいつまで続くと思っているのだろうか。