赤旗の記事によると、宮城の仮設住宅は寒いそうだ。
エアコンを27度に設定しても室温は12度までしか上がらない。「午後4時、肌を刺すような冷気が玄関の隙間から入る」と書かれている。
理由は断熱材が薄いからだ。なぜ薄いかというと、大手メーカーのプレハブ建築協会がその仕様を各県に押し付けたからだ。各県に押し付けたのになぜ宮城だけが寒いかというと、宮城県だけがそれを100%受け入れたからだ。
岩手ではプレハブ建築協会の仮設を半数に抑えた。部屋を畳敷きにし、窓ガラスを二重サッシにした。福島では地元工務店や大工などに木造仮説6千戸を発注した。
村井知事はこれら一切をネグレクトした。だから宮城の仮説は寒いのだ。これが中央直結・民活導入・復興特区の真の姿だ。村井知事の懐はさぞかし暖まったことだろう。