Italian PRC National Congress - Growing Support for the Marxist tendency

マルクス主義者の労働者階級への訴え

(共産主義再建党大会決議:要約版)

 
 2008年以降、我々は巨大な真空状態に陥った。わが国には労働者の代表がいなくなった。組織的な意思表示も出来なくなった。議会からの左翼の消滅は、この真空状態のまさに最も壊滅的な現れであった。

(私注: 08年総選挙において、PRCは得票率を大幅に減らし、足切り条項によって議席がゼロとなった。敗北の総括をめぐり党内は混乱し、多くの活動家が党を離れた)

しかし、左翼の活動は消失していない。共産再建党もまた消滅していない。多くの分裂や少なからぬ党員の離党にもかかわらず、組織の遺産を何とか守り続けている。

 

「ポミグリアーノは負けないぞ!」闘争と大衆運動の再生

2010年10月16日、FIOMの訴えへの巨大な反応が示された。労働者階級の闘いが、わが国の全ての闘いの中心に座っていることが示された。

それはトゥリンのフィアット社ミラフィオリ・プラントの住民投票で確認された。それは12月14日のベルルスコーニ退陣を求める青年・学生のデモで確認された。それは1月28日の金属労働者の49時間ゼネストで確認された。それはスサ渓谷の高速列車反対闘争で確認された。

そして公共水道の防衛闘争と6月の国民投票の勝利によって確認された。

*ポミグリアーノ・ダルコはイタリアの町の名前。フィアットの工場がある。ナポリの近郊にあり国際ジャズフェスティバルが開かれる観光地でもある。昨年10月にフィアットが生産拠点をポーランドに移そうとしたことに対して、大規模な労働争議があった。「Pomigliano non si piega!」はそのときのスローガン。闘いの経過についてはIV Online magazine : IV434 - March 2011に詳しいが、詳しすぎて紹介できない。

また、5月6日のゼネストと9月6日のデモの成功は、我々が支配的右翼に直面して退却のアジェンダを組むのではなく、階級闘争をいっそうの高みに上らせる行程を組むようもとめている。

この30年で初めて、すなわち1980年のフィアットの敗北以来初めて、階級的性格を鮮明にした大衆運動が労働者階級のなかに広がった。そして労働者こそが我々の国の主人公となりうるということを示した。

危機の分析: 破産したケインズ政策への幻想

2007年に発生した経済危機は、基本的には古典的な周期的な危機であるが、その持続期間の長さにおいて前例を見ない。それは好況期と不況期の繰り返しのサイクルを越えて遷延している。

それはたんなる金融危機とはまったく異なる。それは膨大な生産過剰あるいは過剰な生産能力から生じ、流れ出したものである。

今日改良主義左翼を支配する考えは、公的資金の投入こそが必要なすべてだというものである。そうすれば、労働者と下層階級にも有益な効果をもたらすだろう、というのが彼らの考えである。

それは実際には、戦後の経済ブームの黄金時代に戻ろうという試みであり、古典的なケインズ主義政策に戻ろうとする試みである。

それは偽りの、そして、危険なユートピアだ。なぜならアメリカでもヨーロッパでも、この3年間、古典的なケインズ政策への復帰は不可能だったからだ。

公的負債は爆発的に増加したが、どの国も有効な手段は打てなかった。公的・私的債務の膨大な積み増しにより資源は充当されたにもかかわらず、それは効果を発揮しなかった。政治は行動の道筋を見失いつつある。


新たな計画の基本となるもの

我が党は確認されなければならない。個人資産にたいして公有資産の優位を主張する党だと、国有化を推進する党だと、組織された労働者による下からの統制を主張する党だと確認されなければならない。

いまの時代にあってはますます、そこが大事だ。いまや、国有化の必要性への理解が急速に広がっている。数百万の人々が、「経済を仕切る管制高地を国有化すべき」だと考えるようになっている。そういうときだからこそ、そこを確認することが大事なのだ。

そのような計画を実施することは、欧州連合によって課されるさまざまな制約から飛び出すことを意味する。

欧州連合を支配する資本主義者にたいして、我々はヨーロッパの人々の自発的な社会主義の連邦を対置する。


もう一つの中道左翼政権にノーを

ベルルスコーニ政権の危機は、暫定管理内閣という展開を導いた。それは新挙国一致政府と名づけられている。モンティ、モンテセモロ、プロヒューモといった連中を政治の表舞台に引き出そうという、気違いじみた努力も。行われている。

しかし彼らは銀行家であり、大企業主であり、それらの利益代表であって、おそらくは政党政治などおかまいなしの連中だ。

それは欧州中央銀行がイタリア政府に派遣した使者団であり、将来にわたって政府の政策を牛耳ろうとするものだ。

彼らがどのような代替案を出そうとも、それは必然的に民主党を巻き込むことになる。

この根本的な事実は、我々にとって決定的だ。それこそは我々が民主党への断固たる反対を堅持しなければならない理由だ。そして、どんな新しい中道左派の政治にも引き戻されることを拒否する理由だ。そういう戦略的立場を主張しなければならない。

我々はこの基礎的な原則を共有する労働者戦線左翼の構築を呼び掛ける。

(以下略)