本日の赤旗に、地震予知連の島崎会長が登場し、生々しい発言を行っている。

①予知連は、震災前に、福島での津波地震を予測し、公表していた。
②しかし政府の中央防災会議では、地震予知連の提言が「明確な論拠なしに」退けられた。
③これに代わり、津波地震の想定の要なしとする原子力土木委員会津波評価部会の見解が採用された。
④私たちの予測が無視された背景には、原子力業界の力が働いていた と感じている。

この結果、宮城・福島に大被害を生んだ。
犠牲者の8割は、陸前高田市以南の地域に集中している。これより北側には津波堤防が建設されていたが、南側では高潮堤防のみであった。
さらに、南側では避難ビルの建設も、防災意識の啓発対策も怠られた。

島崎会長の最後の言葉は、傾聴すべきものである。

「一部の報道では、なにか、長期予測もまったくあてにならないもののように言われています。しかし(予知の技術は)一歩づつ進んでいます。今回の津波もある程度予測できていました。
地質学の成果がゼロだというのは、これまで原子力が地震学をゆがめてきたという問題までも、全部打ち消してしまう」議論です。