11年第3四半期のGDPが発表された。
10年第3四半期以来のプラス成長だ。ただ第2四半期の数字が、東北の数字が算入されていないなどの事情があり、数字そのものにはあまり意味はない。
そこそこの数字が出たのは日本経済の底力というべきか。当初、年間マイナス7、8%と予想したが、読みを間違えたようだ。
しかし、GDPでは震災で失われたものの深刻さは表現されないことも分かった。国民総資産の減少が、GDPには反映されないということだ。

ところで、企業の内部留保や富裕層の所得増大という傾向を乗り越えて、国民総資産の減少があるはずだ。ではそれがどの指標に表現されるのか、私にはどうも国民総資産の減少が雇用統計のほうに表れるのではないかという気がする。
経済学者の方の検討をお願いしたいところである。