(55)南 (Sur)

HP: この曲に関しては、伴奏が良いだけガルデルよりリベロのほうが良いと思います。もう少し伸びやかに歌ってくれればと思うのですが。

と書いてありますが、この曲ができたのは48年、すでにガルデルは生きていません。何を勘違いしたのか。

sur- julio sosa (tango)

というわけで、この音源が標準版です。クレジットにはないが、オルケスタも上等です。リベロよりこちらのほうが良いです。

Valeria Lynch, Sur - Grandes Valores del Tango 1989 -

初めて画像を見たのですが、若いんですね。ど派手な衣装ですが、歌はまともで、リズム感のよいのが好感が持てます。テレビのエアチェックで音程が少しずれますが、きちんと準備して吹き込んだら、もっと良いでしょう。

Tango sur - goyeneche y troilo - corto

作曲者トロイロの自演版で、歌手はゴジェネチェ。ゴジェネチェが好きかどうかで決まるでしょう。

Edmundo Rivero Tango Sur Argentinisima 2

これで御三家そろい踏みです。リベロはテレビ出演時のエアチェックもうpされていますが、声の衰えがひどい。

Nelly Omar - SUR

英語で歌詞が出てくるのがありがたい。演奏は「老醜」というほかない。


(56)リノの花 (Flor de Lino)

エクトル・スタンポーニのピアノ独奏です。シンプルなワルツですが美しいです。タンゴというより上流階級のサロンの音楽のように聞こえます。当然ブエノスアイレスにもそういうサロンはあったのでしょう。

Hector Stampone - Flor de Lino

これがスタンポーネの演奏。しかしこの音源だったかな? 彼の作曲だから他にもバージョンがあると思うが…

Flor de Lino - Hector Stamponi

と思ったら、やっぱりありました。こちらが独奏です。しかしもう少しうまい人が弾いてくれないかな。

Flor De Lino

とおもったら、パブロ・ジーグラーの演奏があった。しかしこれはジャズっぽいムード音楽仕立てで、ワルツの香りは消し去られている。これはこれでいいのだろうが…

FLOR DE LINO - TROILO Y FLOREAL RUIZ

トロイロの演奏だが、音はかなり貧弱だ。

Miguel Caló - Raúl Iriarte - Flor de lino

これも音は古いが、雰囲気は出ている。タンゴの楽団がワルツを演奏するのは結構難しいのだろうか。

Flor de lino - Caracol

こんなにドラマチックに歌わないでほしい。Esteban Morgadoのギターはさすがだ。

Flor de Lino - Paola Iazzetta y Pepe Ferrer.mpg

いろいろな人が歌っているが、どれも物足りない。これは素人の歌なのだろうか、意外にこれが一番良いみたいだ。

Flor de lino.- Graciela Figari

前にもあげたグラシェラ・フィガーリで、とても良い演奏だが、音がひどすぎる。この人日本で呼んでくれないだろうか。