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Nicaragua Election News Bulletin (November 8, 2011)

そろそろラテンアメリカについてもコメントしておかないと、「ラテンアメリカ研究者」の名がすたる。大慌てで、1本翻訳した。25年前、ニカラグアに夢中だったころの懐かしい名前がたくさん出てくる。

1. 選挙結果

 ニカラグア最高選挙委員会(CSE)は、大統領選挙の結果を公表した。サンディニスタ党(FSLN)とその大統領候補ダニエル・オルテガは、投票の62.65%を獲得。独立自由党同盟(PLI)は30.96%、憲法自由党(PLC)が6.02%だった。投票率が75%と80%の間だった。

全ての当選候補の任期は、2012年1月1日に開始する。リバスは発表の後、オルテガ大統領の勝利を祝福した。

リバスはまた、PLI同盟支持者によって若干の地区で暴行が行われたことに憂慮の念を表した。また非公認の「監視団」によって出される不正手段の主張を退けた。またラ・プレンサ紙がしばしばデマ記事を報道したことを、国の民主主義の発展に対する障害だと非難した。

リリースされる結果に基づいて、El Nuevo Diario紙は国会議員数を推計した。サンディニスタ党は60議席、PLIが24、PLCが6議席となった。サンディニスタは最重要法案の成立に必要な2/3を確保する可能性が強まった。

議員に就任するサンディニスタの幹部はルネ・ヌニェス、トマス・ボルヘ、アルバ・パラシオス、ブルックリン・リヴェラ、ワルマロ・グティエレス、グスタボ・ポラス、アグスティン・ハルキン、グラディス・バエスらである。

ブルックリン・リヴェラはあのなつかしのMISURASATAのリベラである。彼は06年にサンディニスタとの関係を回復して、その幹部となっている。いっぽうPLIからは元サンディニスタ政府の外務次官ティノコが当選した。ついでながらメヒア・ゴドイもこの流れに与している)

投票日翌日、 PLI同盟のガデア候補は「選挙結果を受け入れることは出来ない。なぜなら選挙管理委員会は人民の意志を反映させようとしないからだ。自由に政府を選ぶというニカラグア人の権利は侵害された。私たちはこの巨大な不正を認めない」

第三位のアレマン候補は「ニカラグアに独裁政権が打ち立てられようとしている。私たちはそれを許すことは出来ない」と語る。反政府派の市民団体(その多くは米国の「民主主義促進」プログラムの資金提供を受けている)は、選挙を非難する声明を発表した。

米州機構は選挙に成功したニカラグア人を祝福した。とくに「緊張と暴力行為についての一定の憂慮が存在したにもかかわらず、ニカラグア国民の成熟と平和に対する才能は、総選挙に平和的性格を与えることに成功した。ニカラグアでは昨日、民主主義と平和が一歩進んだ」と評価する。

OASが派遣した監視団のアルベルト・ラミレス(パラグアイ選管議長)は、選挙プロセスが明らかにポジティブに進んだという。「投票プロセスにおける機敏さ、平穏で平和な機能の有効な発揮」が見られたと発言。反対派によって主張される不規則性については、彼のグループのメンバーはそのような証拠を見いださなかったと語った。