米下院は前回選挙でティーパーティ派が躍進。反民衆派の牙城となっている。
この間、一貫して反オバマ、反改革で動いてきたことはご承知の通り。
とくに最近では、政府の打ち出した雇用対策法案に対して、富裕層増税に反対する立場から成立を妨害している。
ウォール・ストリート占拠運動も明らかにこの連中を標的としている。

したがって彼らへの支持率がどう動いて行くのかが、アメリカ政局の焦点となっている。
ギャラップ社の世論調査が発表されたが、議会を支持するという国民はわずか13%に下落した。

これを見たオバマは、これまでの融和的態度をやめ、対決姿勢を示すことにより自らの支持を拡大しようとしている。

こんな時期に、まだ馬鹿なことをしいることが明らかになった。「われらは神を信じる」という米国の公式標語を再確認するという決議を、数を頼みに成立させたのである。

オバマは演説でこう言ってこき下ろした。
記念コインのデザインについて議論しているわけじゃあるまいし、そんな決議で人々に職が戻るのか。雇用対策をやる時間がないといいながら、そんな決議を上げる時間はあるのか。

数ヶ月前の債務上限議論のときとは、ずいぶん雰囲気が変わった。もはや大方の国民にとって、ティーパーティは悪者・愚者になりつつあるようだ。これもウォール街占拠行動の賜物なのか。