バンカメが発行するデビット・カード。アメリカのようなカード社会では生活上不可欠なアイテムとなっている。これの利用時に手数料をとろうというのがバンカメの目論見だった。
赤旗の報道によると
計画発表から1ヶ月で、反対運動が巻き起こり、ボイコット運動も提起されていた。ウォール街占拠運動でもスローガンの一つになった。オバマ大統領は「利潤をもとめて消費者を虐待すべきではない」と発言した。
バンカメの撤回声明では次のように述べられている。
「我々は顧客の声を傾聴した結果」計画を撤回する。「顧客の声こそもっとも大事なものであり、手数料導入の計画はこれ以上進めない」
バンカメ以外にも、ウェルファーゴ、JPモルガンなどが計画を撤回した。
消費者運動団体は
「庶民が闘うなら、ウォール街を押し返せるということが示された」との声明を発表した。

これまで個別に闘っては跳ね返されてきた諸運動が、占拠運動というコアーを共有することで一つのうねりになる可能性が示された事件と思う。
成果は確信になる。エンゲルスの「イギリスにおける労働者階級の状態」で、それは鮮やかに示されている。世界の人民は200年前のところからやり直そうとしているのかもしれない。