(33)狂った女 (Loca)

HP: ダリエンソはよほど録音に恵まれませんでした。ステレオ初期の録音ですら、間の抜けた干からびた音しかとれていません。ところがどういうわけか、この録音だけがダイナミックレンジもしっかりとれたハイファイ録音です。モノーラルですが、ダリエンソただひとつのお勧め曲です

"Loca" par "Ojos de Tango de Analía Goldberg

ダリエンソの音源もあるのだが、音がひどく悪い。これは若手グループのライブ録音。さほどのものではないが、ほかにめぼしいものもないので。

Quinteto Don Pancho - Carlos Gardel - Loca - Tango

ドン・パンチョはカナロの編成した五重奏団。ピリンチョの前の名前のようだ。この演奏とガルデルの歌がセットで聞けるファイルだ。どちらも悪くはないが、ちょっと物足りない。。

Bandoneon Tango "Loca" Libertad Lamarque

ラマルケのロカならそのまんまだろうと思ったが、意外と上品で迫力に乏しい。

Bandoneon Tango Loca - Juancito Diaz piano.avi


番外という扱いになるが、映画の一こまで、いかにもという雰囲気は出ている。

Lina Avellaneda-Comparsa Loca-

これはまったく別の曲。歌がうまいから載せておくだけ。どうでも良いが、この人、ルックスはいただけない。

(34)人は (Uno)

HP: 良い曲で好きな曲でもありますが、大声張り上げて朗々とやられると、結構うっとうしい曲でもあります。マリア・グラーナも声は張り上げていますが、あと一歩で下品になる寸前のところで立ち止まっています。伴奏もなかなか良いです。

"Uno" - Martirio.

一瞬ファドを聞いている気分です。まったく異端の演奏ですが、あまりにも素晴らしいのでトップにあげます。写真を見ると盲目の歌手のようですが、一つ一つの音をいとおしみながら紡ぎ出しています。それにギターがすごい。絶頂期のバーデン・パウエルの泣き節です。así como la guitarra de Raúl Rodriguez どこかにsu hijoと書いてあった気がしましたが、いまは見当たりません。

Edmundo Rivero UNO Tango de Mores y Discépolo

一応これが定番でしょう。バックもトロイロ楽団です。なお同じトロイロ楽団でゴジェネチェの音源もありますが、相当うっとうしいです。

Tangos Argentinos Famosos : "UNO" canta JULIO SOSA


こちらのほうが上品ですが、好みの分かれるところでしょう。

Valeria Lynch - Uno

女声の定番ならこちら。実にうまい。品も良い。しかしこの演奏が240番目に出てくるとは、いったいどうなっているのでしょう。

UNO-CALLEJERA -TANGO-ABEL CORDOBA-OSVALDO PUGLIESE

これはアベル・コルドバというよりプグリエセの名演を聞く演奏でしょう。なんとステレオです。

Sara Montiel - Mi último tango - Uno


映画の一こまで短いショットですが、“タンタ・トライシオン”あたりいい雰囲気です。この歌手良いですね。ふと「黄色いリボン」のモーリン・オハラを思い出します。

"Uno" (Tango) Norma Silva

なんともシンプルな歌いっぷりだが、それなりの味はある。

UNO (Tango) de MARIANO MORES

チェロ(ミゲル・アンヘル・ナバロ)とピアノのデュオ。シンプルだがなかなか良い。この曲は意外とシンプルに行くのがよいのかもしれない。