経済同友会の長谷川 閑史代表幹事が、来年度からの法人実効税率5%の引下げを主張した。
この国の大企業というものがどういう精神を持っているかを象徴的する発言だ。

経歴を見ると1946年山口県生まれ。1970年早稲田大学政治経済学部卒業後、武田薬品工業入社とある。私と同じ年だ。私と同じ時代の空気を吸いながら、人の命を救う目的の製薬企業に入って、円高の余禄を受けつつ、こういう発言をするこの男が、私には分からない。

米倉会長に会えて異論を唱えれば、財界主流からは「勇気ある発言」と讃えられるのかもしれない。財界若手として、おそらく出世欲に目がくらんでいるのだろう。下劣な男である。

きょうび、5%減税することは、その分、被災者救援の資金を横取りするようなものではないか。そのことがどうして分からないのか。人の金をネコババして、その金がなければ企業がつぶれてしまうというなら、そんな企業はつぶれてしまえ。