そろそろ皆さん、「しつこい」とか「もううんざり」とか言われるかもしれません。堪忍してください。未だ1/5です。

(21)台風 (El Huracan)

HP: エドガルト・ドナートは何回かこの曲を録音しているようですが、中でも一番わざとらしい演奏です。擬音から歌まで入っています。この曲にはそのほうがあっているようです。

EDGARDO DONATO - EL HURACAN

というわけで、これがその音源です。

EL HURACAN - Los Reyes del Tango.wmv

YOUTUBEには踊りの映像がたくさんありますが、意外と使われているのがこちらの音源。それほど良いとは思わないが、リズムの刻みがはっきりしていて踊るには良いのかもしれない。

El Huracan Donato Raciatti.wmv

これも悪くない。奇をてらわず、曲本来の良さを引き出している。…とも言えるかな。

そもそも、選んだ自分で言うのもなんだが、こんな曲、ベスト100に入るのかいな。

(22)リベルタンゴ (Libertango)

テレビ・コマーシャルではヨーヨー・マの演奏が流れ、人気を博しました。この曲の良さは「疾走感」につきます。多くの演奏がピアノのリズム、弦のメロディーと仕事分けするのに対し、フォアレバー・タンゴは逆を行って「疾走感」を表すのに成功しました。

しかしYOUTUBEにはこの演奏はない。(ひとつだけダンスの伴奏に使われていた)
セステート・マヨールのライブ録音はいくつかあるが、衰えを感じるのみである。

Astor Piazzolla-Libertango

ピアソラ自身の演奏である。Álbum: Libertango (1974)とある。たぶんいくつも音源があると思うが、これはあまりさえない部類。

Astor Piazzolla Libertango (versión original)

こちらが初演時のヴァージョンで、こちらのほうが良い。

Astor Piazzolla - Libertango

なんだかんだといいつつ、ヨーヨーマの演奏はすごい。彼だけでなくほかのメンバーもいい音を出しているから、ハーモニーが分厚くて迫力がある。「葉加瀬太郎氏と小松亮太氏による共演」という演奏もアップロードされているが、小松はさすがと思うが、葉加瀬はもう少しタンゴの語法を勉強するべきだ。これではジプシーバイオリンだ。

Libertango - Astor Piazzolla : Ryota Komatsu

と書いたらその下に小松のバンドによる演奏があって、こちらのバイオリン(女性)はめっぽううまい。この曲は名演奏が多いが、その中でも屈指の演奏だと思う。

Libertango - Carlos Buono y Orquesta

これは良い。オルケスタという割りにバンドネオン、エレキギター、ピアノ、ウッドベースという地味な編成だが迫力はある。狭いスタジオでの録音で、ガラスの向こうの調整室では何と技師がタバコを吸っている。ふざけた野郎だが、録音の腕はさすが一流だ。

ASTOR PIAZZOLLA LIBERTANGO QUINTETO SUAREZ PAZ

いまやタンゴ・バイオリンの第一人者スアレス・パスがオルケスタを編成したライブ録音。少々ゲテモノだが、歌まで飛び出すサプライズ。見ていた人には楽しかっただろう。

以下は番外という感じ

"Libertango", Las Rositas


きれいな姉ちゃん方のビジュアル系演奏と思ったら、なんのなんの。しっかり、ねっとり、タンゴの乗りだ。

Anderson & Roe Piano Duo play "LIBERTANGO" (Piazzolla)

なんか分からないが、めちゃくちゃ楽しい映像だ。

Libertango

Bond というニューヨークのバンドだそうだが、なかなかいけてる。 Bond have continued to perfect their fusion of pop, worldbeat, and classical instrumentation と紹介されている。

The Swingle Singers Music Video Piazzolla 'Libertango'

スィングル・シンガーズが未だ健在とは知らなかった。相変わらずの腕前だが、アレンジはピントが狂っている。