7月の工作機械受注総額が1134億円、前年比35%も伸びている。
震災特需で上がっているのだろうと思ったら、まったく違う。
①震災でも中断することなく、20ヶ月連続の増加である。(ドル換算ではどうなのだろう?)
②基本は外需である。(外需41%増、内需22%増)
③修正予想では11年度受注額は1兆3千億円、うち外需が9千億円とされる。

輸出先は圧倒的に中国であり、もはや日本の輸出産業は中国なしには生きていけない状況になっている。また、消費財ではなく生産財が伸びているということは、一般的な生産能力の格差が急速に狭まりつつあることを示している。

総裁選がいろいろ噂になっているようだが、親米反中・極右の前原で本当に良いのか、米倉の新アイドルで前原を上回る極右の野田財務相で本当に良いのか。