前の記事で国内への生産拠点の集約の理由が「需要の変化へのすばやい対応」にあると書いたが、「すばやい対応」とはなにか、が以下の引用を見れば分かる。

これはhey hey heydays*というブログの「REGZA Phoneの良いところ、そうでもないところ&レビュー記事まとめコメントなど」というページの紹介である。

感心するのはとにかくスピードが速いことである。10月に東芝から会社を買収して、11月に新製品を発売して、それから1ヶ月あまり後には、あらかた使用体験が出尽くして、まとめの段階に入っているのだ。

で、紹介に入るが、実は言っていることがほとんど分からない。情報リテラシーの欠如がすでに相当深刻な状態に陥っていることが、改めて実感される。


良いところ

防水

何はともあれ、防水。お風呂で快適に使える、ランニングアプリを使ったり、料理中にレシピを参照したりといった使い方ともできて便利で楽しい。

それに、水でジャバジャバ洗える、というのも意外に嬉しい。タッチスクリーンが一日使っていると結構指紋で汚れるので。

アプリ

フィーチャーフォンとスマートフォンで大きな違いのひとつが「アプリ」。アンドロイドマーケットも十分に充実していて、便利なものや役立つもの、楽しいもの等々、たくさん揃っている。

一度スマートフォンに移行してアプリの魅力を知ってしまうと、フィーチャーフォンには戻れないのでは、と思う。

ディスプレイ

モバイルREGZAエンジン搭載、ってことでディスプレイがことのほか綺麗。特にYouTubeがクリアで綺麗に見える。

あと、撮影した写真や動画も大画面でかなりきれいに見れる。

そうでもないところ

spモード

これはREGZA Phoneのせい、というよりもspモードアプリのせいかなとも思うけど、とにかく遅い。メールを開くのにかなり待たされるし、画面遷移もゆっくーり。

フィーチャーフォンからスマートフォンに移行する際に、iモードのメールアドレスをそのまま使える!というのでとても大きなポイントとなっているけど、アプリの使い勝手が非常によくないのが残念。

ハードボタンの配置

具体的には本体右横にある電源・スリープボタンの配置が使いづらい。

音量調整ボタンの上の割と近い位置に配置されているので、YouTubeやワンセグを見ていて音量を調整しようとして電源・スリープボタンを押してしまい、画面が消える(スリープする)ということがしばしば。

WiFi接続

スマートフォンはWiFi接続にも対応しているというのがスタンダードと言っていいと思うのだけど、このWiFi接続がREGZA Phoneでは不安定。

iPod touchやiPad、Galaxy Sでは問題なく接続できているのだけど、REGZA Phoneではうまく接続できない、ということが結構頻繁に起きる。特にスリープすると電源節約のために自動でWiFiが切断されるのだけど、スリープか ら復帰したときに再接続できない、というのがよく起きる。

なので、常にWiFi接続しているか、あるいはWiFiでのインターネット接続は諦めて常に3G接続でデータ通信するか、というようなことが必要になる。

このWiFiの不安定さについては、今後のアップデートで改善されていくことを強く期待!という意味でも、あえてここで書いておきます。


てな具合。携帯のメールも使えないおっさんには縁なき世界だが、これがとてつもなく巨大な近未来市場であることは実感する。そして市場での勝者となるためには顧客目線と猛烈なスピードが鍵となること、そしてそれこそがかつての日本企業の持っていた最大の優位点だったよねぇ、ということも心から実感する。

それこそが米倉会長に欠けている最大の欠点だということも痛感する。「前掛け外して、上から目線」では日本の未来は見えないぞ!