びっくりするような記事が載っていた。
富士通がKDDI向けに開発した「レグザフォン」が大当たりして生産が追いつかない状況になった。そこで兵庫県に製造ラインを作り7月までに移管を終えたそうです。
名前からも分かるようにこれは元々東芝のブランド。東芝は中国企業に生産を委託していたが、売れ行きさっぱりで、去年10月に売却したのです。それが新製品を出したとたんに売れ始めたという経過です。
電機業界ではコスト削減のため海外に生産委託するのが主流ですが、富士通は「国内で生産したほうが需要の変化にすばやく対応できる」と判断し、あえて生産ラインの国内集約に踏み切ったということのようです。
富士通といえば能力給で社内の人間関係がずたずたになったことで知られた会社。これがどういう結果になるのか、注目に値します。