探しているうちにへんなページに当たってしまいました。以下のように書いています。

 まず始めに飛行機が飛ぶ原理というものはいまだに完全には解明されてはいないことを理解しておいてください。
 「翼の上を流れる空気はなぜ下を流れる空気よりもはるかに速く流れるのか?」という研究は「たぶん、こうだからじゃないかな?」と言うレベル以上の解答を見いだせていません。

「翼は上側がふくらんでいるから揚力が生じる」という「翼型理論」は、飛行機が背面飛行できる理由が説明できませんし、揚力その物は別にただの板きれであっても(効率はさておき)発生します。

「流速が上昇するとそれに伴って減圧する」というベルヌーイの定理も忘れてください。
 これもかえって理解を妨げます。
 翼を理解する上でいちばん簡単なのは「翼とは空気を下に向かって押しつけ、その反動で浮かぶもの」であると理解することです。

ということで、分かりやすいといえば分かりやすいのが、これまで習ってきたことはなんだったんだろうと、物理苦手派の私としてはがっくり来ます。