61年8月10日が、アメリカが枯葉剤の散布を開始した日だそうです。それから50年ということで赤旗が特集を組みました。
ベトナム政府によると枯葉剤を浴びたベトナム人は480万人、本人と子孫合わせて約300万人に健康被害があるとされる。とくに悲惨なのは第二世代、第三世代に移っても障害者が減らないことだ。
ハノイの医療施設の所長は「第三世代の被害者がどんどん増えている。この小さい施設ではとても対応しきれない。手の届かない被害者も大勢いるはずだ」と訴えている。
現地では血液検査などはできず、問診に頼る診断ということになっている。枯葉剤の影響ということに異論を唱える向きもあるかもしれない。以前フィリピンで公害だと騒がれた皮膚病が、実は疥癬だったという事件もあった。
しかしそういう人に訴えたい。疫学的には枯葉剤の被害は証明されている。根本的には土壌の浄化以外にないが、当面必要なのは遺伝子診断もふくめた正確な診断のための技術であり、財政的な支援であろう。
ぜひ投げ捨てないでほしい。