先ほどテレビのNHKニュースを見たが、どうもおかしい。 震災報道では国民一丸となってと呼びかけているのに、ニュース番組が始まるととたんに菅首相が早く辞めるようにという論調だ。 しかも大連立になったらどうなるのか、彼らが何をしようとしているのかはまったく語られない。いたずらに国内対立を煽っているとしか見えない。
公共放送として受信料を聴取しておきながら、明らかに不偏不党の立場を逸脱している。これは東電が公的企業として電気事業を独占しながら、「民間企業」と称して自民党への献金を続けてきたのと同じだ。明白な脱法行為だ。
自民党もおかしい。首相が辞めなければ第二次補正予算の成立を妨害するのか、それは突詰めると被災者を人質にすることではないのか、被災地の人々の救済より政権取りの方が優先するのか。そういう行為は世間では「卑劣」と呼ばれるのではないか?
 そもそも国会は国権の最高機関である。議会が率先して切り開いていくべき課題が目の前に山積しているはずだ。議員立法でも何でもどんどん出したらよい。国民はまさにそのことを国会に期待している。 目を覚ませ! 百年に一度の国家危機を前にこんなことをしていては国会議員として自殺行為ではないか。このままでは、一族の名折れとして将来に汚名を残すことになるぞ。
菅内閣に対する批判も的外れだ。初動の遅れを責任追及しているが、IAEAの指摘にもあるように、複雑な縦割り行政と、中立的独立的な保安機関の不備が初動遅れの最大の原因であり、そのシステムを作り上げた主要な責任は過去数十年の歴代自民党政権にある。まずは深く反省して、改善策を提示してその上で国民の判断を仰ぐべきではないか。 とくに原子力産業複合体にどうやってけじめをつけさせるのか、この方針を明示すべきだ。