東電に対する論調はいつから変わったのか わたしのかんじとしては連休明け、10日から15日あたりが潮目ではないかという感じがしていた。 政府が思いもよらぬ強気に打って出て、形だけでも東電の全面的な賠償責任を押し通した。 通産省の官僚がテレビに出て来て分割論をぶち上げた。 このあたりから民放メディアがいっせいに東電たたきを始めたという印象がある。民放というのは実にいやな性格の持ち主で、いままでヨイショしてきた相手が弱ったと見たら、今度は鳥の毛をむしるように徹底的にいじめる。 ではマスコミが態度を豹変させたきっかけはいったいなんだったのだろう。それが気になってインターネットをいろいろあたってみた。 論調の変化はそれよりずっと早いようだ。 調べてみて分かったのは、メディアの東電離れは三つのステップがあったということである。 第一の波は4月の初めから、いっせいに週刊誌が東電批判を開始したことである。実はその前、ほとんど事故の直後からインターネットでは東電批判が始まっていたが、社会的影響力はさほど大きいものとは言えなかった。 NHKは御用学者を動員して「安全」神話を振りまいていた。危険性を指摘するものは、むしろパニック煽りとして糾弾の的となるほどだった。 週刊誌の読者は比較的限られているとは言え、電車の中吊り広告、喫茶店のサラリーマン、病院や銀行の待合室などネット世界とは無縁の人々に事実を提示し、それが会社帰りの居酒屋の会話で広がっていく。 マスコミの伝える情報とのあまりの較差は衝撃を与えたに違いない。口コミの強烈な伝播力がマスコミを揺るがせ始めた。 そして第二の波、大手日刊紙の東電批判が4月下旬になると始まる。 「市況かぶ全力2階建 2ちゃんねる市況板」という投稿サイトがあって、ここでは4月9日を潮目としている。 http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65547090.html 62 名前:山師さん@トレード中[] 投稿日:2011/04/09(土) 22:30:09.79 ID:m86G7oV/0 金曜の日経と土曜の日経では 東電に対するスタンスが変わってる 316 名前:山師さん@トレード中[sage] 投稿日:2011/04/09(土) 23:44:25.38 ID:tw4h1IWf0 日経新聞も「発電・送電分離案」「原子力事業分離案」かよ 348 名前:山師さん@トレード中[sage] 投稿日:2011/04/09(土) 23:53:13.32 ID:tw4h1IWf0 日経で出たのが痛い と書き込みがしてあって、10日の日経記事が掲載されている。  福島の危機はすでに1カ月。まだ「収束の見通しが立たない」前例のない長期の放射能汚染事故の様相を呈する。  目下の脅威は高濃度の放射性物質を含む大量の水だ。原子炉を安定な状態に戻す作業を続けるため、危険な高濃度の汚染水を海に流さざるを得ない最悪の選択すら想定される。 いま読むとずいぶんおとなしい表現だなと思うくらい、世間の論調は変わっているが、この時点では衝撃の文章だった。 622 名前:ウリ命[] 投稿日:2011/04/10(日) 01:31:24.18 ID:yAmAgHg70 テレ朝、NHKの報道は政府筋の影がハッキリ見え隠れしてる。 新聞社各社もこぞって政府側のポジションで動き始めてる。 こうなると東電も辛いよね。とにかく、最初から誠意をもって被災者対応やメディア対応していれば、また違った展開があったはずだよ。