マグニチュード10で世の中が揺れ動いている。未知の世界が広がり始めている。「大胆なれ、大胆なれ、さらに大胆なれ」とのダントンの叫びが耳を揺るがしている。いままさに力勝負で天岩戸をこじ開けつつある。かすかだが燦然たる光がたしかに見えた。

闘いの環は二つある。ひとつは東電の賠償責任だ。もうひとつは復興債だ。
東電がらみでは10兆円、復興債がらみでは15ないし20兆円の金が動く。

自公政権をあっという間に押し流した「深部の力」はどこに向かっているだろうか。それはさらに大きなうねりとなって、津波のように大阪府政を席巻した。自公、民主、共産党のすべてを足しても到底かなわない、有無を言わせないすさまじさである。
しかしこの奔流は、メディアがどう操作しようと、結局、二大政党制と大企業本位の政治体制の打破に向かわざるを得ない。
その際必要なのは「オールジャパン、国民総ぐるみ」の発想である。そして現場の創意を汲み上げ、それを科学的社会主義の大義と照らし合わせ、正確で魅力的なスローガンへと凝縮していく創造的な理論能力が何よりももとめられている。