別に提灯持ちをしようというのではないが、村井宮城県知事の悪口を書いていて気になったので、達増岩手県知事のページを当たってみた。
5月23日の記者会見が、構想会議の内幕を暴露していて面白い。 http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?cd=32560&ik=0&pnp=14 以下に一部を紹介する。
1.震災ファンドについて
 二重ローン問題が復興の全体の中でも非常に重要な問題であるという認識はかなり共有されてきていると思います。その中で、ファンドを作るということが有効な手段だということについても、いろいろ理解が広がってきている。
2.復興増税について
 (構想会議で)財源について議論したい人が多く、国際的なマクロ経済情勢も議論の対象になっていくわけで、私としても発言をしている。
「財源について議論したい人」というのは宮城の復興会議の連中を指す。ようするに震災を「民活導入」の起爆剤にしようと企んでいる連中のことだ。
3.国債発行で消費の拡大を
企業の活動が活発化し、消費が拡大、つまり消費者の家計の経済がうまくいく(ということが大事である)。
(そのためには)いきなり増税するのではなくて、まずは国債、かつその国債も日銀の引き受けも検討すべきという発言をした。

日銀引き受けには異論もあるが、スタンスのしっかりした政治家だと思う。2日には日本記者クラブでの会見があるとのことなので注目しよう。