非正規社員が4割を超えたそうだ。

そんな中で、泣けてくるような笑い話。これは沖縄タイムスの記事だ。

とても良い記事なので、ぜひ元記事2015年11月11日)を参照してください。

「官製ブラック企業」  ハローワーク職員の7割が非正規

沖縄では、安定雇用を働きかけるハローワークの職員7割が非正規だ。彼らには労働契約法などの法律が適用されず、正社員登用の道もない。

HW

上図は沖縄県内の非正規雇用率を比較したもの。ハローワークでは圧倒的に非正規率が高いことがわかる。

非正規のため公務員法に基づく身分保障がない一方で、労働契約法やパートタイム労働法など民間で働く非正規労働者のための法律も適用されない。

次年度も働き続けられるか決まるのは、契約終了の1カ月前の公募試験。

筆記試験はなく、面接が中心だ。なぜあの人が受かり、あの人が落ちたのか。合否の基準は「よく分からない」のが実情。

限られた定員をめぐる公募試験の倍率は3倍前後。「まるで椅子取りゲーム」だ。毎年1~2割の同僚が公募に落ちて職場を去り、送別会の準備に追われる。

「職場の誰かが公募を辞退してくれれば、自分は次年度も残れるかもしれない。いけないと分かっていてもそう思ってしまう。職場の空気は悪く、本当につらいです」 と、県内HWで働く女性の非正規相談員は語る。

これって、全国共通なのか?